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スワップ作戦も注意を守れば悪くない

スワップを使っての資産を増やす手順を解説したいと思います。

スキャルピングがデイトレードのように一気に資金を増やすことはできないですが、

上手に資金管理をする事で、毎日スワップポイントを得る事が可能です。

その前にスワップポントとは・・・。

取引通貨につく2国間における金利の差のことを言います。
スワップ画像
日本の政策金利は0.1%(2016.8時点)なので、豪(オーストラリア)ドルを買うと、オーストラリアの政策金利は1.5%(2016.8時点)なので、 1.5-0.1=1.4%の金利差を毎日受け取ることがでます。

銀行にお金を預けるより高い金利を得れます。
日本の主な定期金利は0.025%

仮に・・・の解説をしたいと思います。
(現状と違う点はわかり易くする為のものなので、ご了承ください)

下記画像は今年のある時点の1万通貨における1日に受け取ることができるスワップの金額を図表にしたものです。

スワップ時期

H社のオーストラリアドルは1日に50円受け取る事ができます。
『1豪ドル=80円』の時、1万豪ドルを購入するためには80万円が必要となります。

この80万円で毎日50円程度のスワップポイントが付くので、
1年間で『50円×365日=18,250円』が貰えます!

年利にすると・・・約2.28%

レバレッジでスワップポイントを加速

先程の話なら、1万豪ドルを買うのに80万円が必要となりましたが、仮にレバレッジを10倍に設定したら、
1/10である8万円で80万円分の外貨が購入できます。

年利にすると・・・約22.8%

レバレッジを高く設定することで一気に増えるかもしれないです!

レバレッジには注意も必要

高いレバレッジはハイリスク・ハイリターンになるので、注意が必要です。

目安としては・・・
初心者なら   1~5倍のレバレッジ
中級者以上でも 10~20倍のレバレッジ が目安かと思います。

資金管理の重要性

スワップポイントで利益を得る作戦を立てたのだから、資金を減らすような事があっては困ります。

上の例でいうと豪ドルは常に80円とは限りません。

仮に70円になれば、10万円の損失になります。

逆に90円になれば、スワップポイント の他に10万円の為替差益が得られますが・・

(ここではプラスになる話しは横に置いておいて・・・)

つまり、プラスマイナス ゼロになる金額の基準を明確にする事で、スワップ作戦も悪くないと言うことです!!

1豪ドル=80 円では18.250円
1豪ドル=78 円では-20,000円

マイナス 1,750円となります。

豪ドルが78円のままでも2年経過すれば、18.250円の倍36,500円となるので、77円まで下落してもプラスです。

資金に合わせて、通貨がどこまで下落したら損切りをするか、どれくらいの期間持っているかの計画を立てる事が重要かと思います。

資金管理をすれば、スワップ作戦も悪くないです!!